2011年9月30日金曜日

シャープ、CCCと提携解消-電子書籍事業を独自展開

http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201109280016.html

シャープは27日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と電子書籍配信事業での提携を解消し、共同出資会社を9月30日付で完全子会社化すると発表した。解消理由について大畠昌巳執行役員は「幅広いコンテンツサービスに拡充するには独自で活動した方が目指すところに近くなる」と話している。
両社は2010年12月1日にシャープが49%、CCCが51%出資してツタヤガラパゴスを設立し、シャープの電子書籍端末「ガラパゴス」向けにコンテンツ配信サービスを開始した。同社のCCC出資分をシャープが買い取り、社名もガラパゴスネットワークスに変更する。現時点で約3万6000あるコンテンツ数などサービス内容はそのまま継続する。
シャープは電子書籍専用端末の販売を今月末で終了し、スマートフォンやタブレット向けのサービスに移行。一方、CCCは6月に電子書籍サービスを独自に始めるなど、同事業で両社の方向性がずれ始めていたことが提携解消につながったと見られる。

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