2011年4月2日土曜日

日本電子出版協会、EPUB電子書籍ファイル制作者/ビューワー開発者それぞれ向けにオンラインチュートリアルを公開


http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2262

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は4月1日、EPUB電子書籍ファイル制作者/ビューワー開発者それぞれ向けに、オンラインチュートリアルをWeb上で公開した。

 今回公開されたのは、下記のとおり:

制作者向けチュートリアル● http://tutorial.epubcafe.jp/
実装者向けガイドライン● http://guide.epubcafe.jp/

 それぞれ内容もわかりやく編集されており、作業中の参照先として最適なかたちになっている。日本電子出版協会、今後も改版や内容の充実がはかっていくとのこと。【hon.jp】

 参加費は無料だが、JEPAサイトでの事前登録制となっている。【hon.jp】 

2011年4月1日金曜日

Nokia、Appleの特許侵害でITCに2回目の申し立て - Appleの全製品が対象

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/03/30/022/


フィンランドNokiaは3月29日(現地時間)、米国際貿易委員会(US International Trade Commission: ITC)に対し、米Appleが自社特許を侵害しているとする2回目の申し立てを行ったことを明らかにした。ITCは25日、初回のNokiaの主張を退ける見解を下しており、これにも異議を唱えている。
Nokiaは2009年12月、ITCに対してAppleが自社5件の特許を侵害したと主張しており、今回の対Appleで2回目となる。今回の申し立てでNokiaは前回よりもスコープを拡大。7件の特許をAppleが侵害していると主張している。これには、マルチタスクOS、データ同期、通話品質、Bluetoothアクセサリなどが該当し、スマートフォン、音楽プレイヤー、タブレット、コンピュータと事実上全ての製品でAppleはNokiaの特許を無断利用していると主張している。
一方、ITCは3月25日に初回のNokiaの訴えを退ける見解を示したが、Nokiaはこれに対し、最終判断を待つとしている。ITCは25日の見解を受け、今後60日以内に判断をそのまま適用するか見直すかを決定することになっている。
NokiaとAppleはスマートフォンで対立関係が悪化しており、ITCのほか、米デラウェア、英国、ドイツ、オランダなどの法廷で係争中だ。

2011年3月31日木曜日

米Amazon、Kindle版New York Times紙の購読者は追加料金不要で同紙のWeb版を無料閲覧可能と発表

http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2255

【編集部記事】Amazon社(本社:米国ワシントン州)が現地時間3月28日、同日からNew York Times紙のデジタル版の有料化がスタートしたことを受け、現在Kindleで月額27.99ドル(2,307円)で同紙を購読しているユーザーは、そのまま追加料金不要で同紙のWeb版も閲覧できるようになることを発表した。

 New York Times紙は今月22日にデジタル版の有料化を発表。Web閲覧+各種デバイス別の3段階の料金体系を設定。Webサイト+タブレット用アプリの場合、購読料は4週間で20ドル(約1,620円)となっている。数週間以内に開始予定で、開始時期は購読者宛にメールで通知される予定とのこと。【hon.jp】 

仏政府、EU各国に電子書籍の再販制度適用と付加価値税の引き下げを議論すべきと提案

http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2257

【編集部記事】英Bookseller.comの記事によると、フランスのMitterrand文化相がEU各国の大臣に対し、電子書籍の再販制度適用と付加価値税の引き下げを早急に議論すべきだと非公式に提案しているとのこと。

 記事によると、Mitterrand文化相が問題提起しているのは1)電子書籍価格の下落による出版産業への影響と、2)紙書籍よりも大幅に高いVAT(付加価値税)の2つ。とくに注目されるのが前者で、フランス政府はもともと電子書籍の再販制度適用に積極的で、年内にも国内議会で通過する予定だが、EU側は自由経済派が主流を占めているため、両者による政治的駆け引きが活発化するのは必至となっている。【hon.jp】 

米Barnes & Nobles社の電子書籍端末「NOOK Color」が好調、発売後わずか4ヶ月で出荷台数300万台に到達か


http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2258

【編集部記事】Digitimes.comの報道によると、関係者筋からの情報として、米Barnes & Nobles社(本社:米国ニューヨーク州)が昨年12月から米国内向けに販売開始したカラー液晶型電子書籍端末「NOOK Color」が好調とのこと。

 記事によると、NOOK Colorはまだ販売開始から4ヶ月程度であるものの、台湾の製造メーカー工場からの出荷台数が約300万台に到達したとのこと。NOOK Colorは、ハードウェア的にはAndroidベースの端末でもあるため、見方によっては米国Androidタブレット市場の約50%近いシェアをすでに獲得したことになる。

 NOOK ColorはBarnes & Nobles社の主力電子書籍端末で、カラー液晶ディスプレイとAndroid OSをカスタマイズ搭載しながらも249ドル(約2万円)と安く、改造マニアなどにも人気がある。一方、ライバルのAmazon社ではまだカラー型の電子書籍端末は発売していない。【hon.jp】 

2011年3月30日水曜日

ダイヤモンドブックス v1.2.0: もしドラなど、同社の書籍アプリが移行可能に!

http://www.appbank.net/2011/03/29/iphone-application/237599.php
「もしドラ」や「適当日記」などで有名なダイヤモンド社の電子書籍ストア・ビューア「ダイヤモンドブックス」のアップデートについてお知らせします!(アプリのレビューはこちら
既に単体のアプリとして購入済みの「もしドラ」や「適当日記」などのダイヤモンド社製の書籍アプリを、ダイヤモンドブックスの本棚にまとめて収納できるようになりました!いやー、いいですね!昔から本棚に一括で整理したいと思ってたんですよ!
書籍の内容だけでなく、「しおり」および「マーカー」も移行してくれるようです。これは大助かりですね。

2011年3月29日火曜日

中国Baidu、違法出版物削除システムを今年5月に導入することを発表、新規アップロードも自動的に拒否

http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2246

【編集部記事】各種報道によると、中国の検索エンジンサイト大手の百度(Baidu)社(本社:中国・北京市)が5月から違法出版物削除システムを本科稼働すると述べた模様。

 昨年10月に開設された同社の文書共有システム「Baiduライブラリ」には、日本語のコミックの違法コピーなども多数アップロードされているため、2月に日本の出版関連4団体も抗議声明を出していた。報道によるとこの削除技術は「Baiduライブラリ」から違法コンテンツを削除するだけでなく、新規アップロードも拒否できるという。4か月の開発期間を経て、4月には実地テストを開始するとのこと。
【hon.jp】