米Amazon.comは21日、「Kindle for Android」をアップデートし、タブレット端末向けのAndroid 3.0(開発コード名:Honeycomb)にも対応を拡大したと発表した。Android 2.1以上に対応しており、Amazon AppstoreまたはAndroid Marketから無料でダウンロードできる。
新機能としては、1)タブレット上でKindle電子書籍のレコメンデーション、カスタマーレビューなどを見ながらショッピングがしやすくなった、2)新聞と雑誌のレイアウトを改善し、フルカラー画像を表示するようになった、3)ダウンロードをいつでも一時停止、レジュームできるようにした、4)25万語内蔵電子辞書の辞書引き機能を強化した--という4つを挙げている。
Kindleアプリは、Androidのほか、iPhone/iPad/iPod touch、BlackBerry、Windows Phone、Windows PC、Mac向けに提供されている。また、AmazonのWhispersyncテクノロジーが搭載されているため、どのKindle端末やアプリからでも、書籍、しおり、書き込み情報を同期できるとしている。
http://dt.business.nifty.com/articles/2033.html
「Kindle」電子書籍アプリがAndroidタブレット対応、新聞・雑誌見やすく
タブレット用に開発したAndroid 3.0、別名「Honeycomb(ハニーコム)」で電子書籍の購入がしやすくなった。新聞と雑誌のレイアウトが改善し、フルカラー画像も表示できるようになった。スマートフォンより大画面で電子雑誌を読みたい、という人向けの機能拡充だ。
このほか作品のダウンロードを一時停止したあと再開するレジューム機能も追加している。さらに25万語を内蔵した電子辞書の単語検索機能を強化した。
Amazon.comはすでに米Apple(アップル)の「iPhone(アイフォーン)」と「iPad(アイパッド)」に対応したアプリを投入しているが、今回Android向けアプリでもスマートフォンとタブレットの双方に対応し、電子書籍配信サービス「Kindle Store」の利用者のすそ野を広げる狙いだ。
Android 3.0を搭載したタブレット型端末は、東芝の「REGZA Tablet(レグザタブレット)」など国内メーカーも相次ぎ市場投入を発表しているが、独自の電子書籍配信サービスと連携し、専用アプリを搭載する端末もあり、当面は日本語書籍と外国語書籍など、購入する作品によってこれらのアプリを使い分ける、といった利用方法が想定される。
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