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【編集部記事】米国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州)は現地時間4月14日、今年2月(1ヶ月間)の市場統計情報を発表した。
発表によると、2月の電子書籍販売の増加は依然として堅調で、前年同期比3倍となる+202.3%の9,030万ドル(約75億円、※卸売ベース)。一方、一般書(ハードカバー、ペーパーバック、マスマーケット向け)の販売高は合計1億5,680万ドル(131億円、同)で34.4%減。そして、電子書籍の売上高がついにペーパーバック版を超え、No.1フォーマットに初浮上した。AAPはこの現象について、クリスマス・シーズンに多数の電子書籍端末がプレゼントされたため、電子書籍を購入したユーザーが多かったためと分析している。
AAPは米国の300社以上の大手・中小・学術出版社などが加盟する業界団体。なお、本統計はすべて出版社純売上(卸売)ベースであるため、小売ベースでの金額はさらにこの2倍強程度になっているものと推測される。【hon.jp】
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