ppleの2011年第2四半期における予想売上高を238億3,000万ドルから244億2,000万ドルへ上方修正した。
「Apple Insider」サイトによれば、モスコウィッツ氏は同日に修正を含めた報告書を投資家向けに発表し、その中でAppleの成長傾向は「無視できないほど拡大するだろう」と述べたという。
同氏の予測では、2011年第2四半期の「iPhone」出荷台数は1,840万台に達し、当初想定していた1,660万台を上回る。
一方、「iPad」の予想出荷台数は600万台から540万台へ下方修正された。これは、同デバイスへの需要に対し供給が一時的に遅れているためである。とはいえ、「第2四半期こそ出荷台数は最初の予測値におよばないものの、2011年全体を通して見れば初期予想を凌駕するのはほぼ確実だ」とモスコウィッツ氏は説明している。実際にiPadの年間出荷台数予測は2,910万台から3,130万台へ訂正された。
JP Morganによれば、Macは第2四半期に389万台販売され、こちらも最初に予想されていた385万台をしのいだ。成長率は前年比で32%増加している。モスコウィッツ氏は、第2四半期に最も堅調な数字を記録するのは「MacBook Air」だとしている。
iPadやiPhoneによる市場シェアの奪取によって、「iPod」の販売はペースダウンする様子を見せた。また同氏は、東日本大震災がAppleのサプライチェーンに影響を与えたため、同社の粗利益は中短期的に落ち込む可能性があると指摘した。
(Ben Camm-Jones/Macworld英国版)
0 件のコメント:
コメントを投稿