http://www.yomiuri.co.jp/net/news/internetcom/20110120-OYT8T00500.htm
『iPhone』および『iPad』向けの『iTunes App Store』におけるダウンロードが100億件に迫る勢いを見せる中、Apple はこれまでにダウンロード件数の多かったアプリケーションのリストを公表した。
iPhone 向けの有料アプリケーションは、エンターテイメント系のタイトルが多数を占めているが、無料アプリケーションの上位10本はバラエティに富んでいる。人気上位の無料アプリケーションとしては、『Facebook』『Weather Channel』『Pandora Radio』『Skype』『Google Earth』『Google Mobile』といったおなじみのタイトルが並んだ。有料アプリケーションでは、絶大な人気を誇る『Angry Birds』や『Tap Tap Revenge』シリーズ、そのほか『Bejeweled 2 + Blitz』『Doodle Jump』『Flight Control』などが上位に来ている。ゲーム以外の有料アプリケーションで上位に入ったのは、99セントのユーティリティ アプリケーション『AppBox Pro-Alarm Clock, Wallet, MIrror, Flashlight and more』だけだった。
iPad は発売から1年も経っていないため、iPhone に比べればはるかに短い期間における記録でしかないが、iPhone と違ってゲームが多数を占めたりはしていない。
iPad 向け有料アプリーションの上位には、音楽アプリケーション『SoundHound ∞』と、フライト状況がチェックできる『Flight Track』という4.99ドルのアプリーションが2本入っている。ゲーム以外では、そのほかにも『Calorie Tracker』、『GoodReader for iPad』、そして、環境音楽や動画を提供する『Ambience』の3本が上位に来た。有料アプリケーションでランクインしたゲーム作品としては、『Backbreaker Football』『StickWars』『Cro-Mag Rally』などがある。
また一方で、1月6日にオープンした『Mac App Store』でも Apple はいい勝負をしているようだ。Apple の COO (最高業務責任者) Tim Cook 氏は、19日に開催した金融アナリスト向けの電話会見で第1四半期の業績について語った際、「Mac App Store はオープンしたばかりだが、非常に短い期間に100万件以上のダウンロードがあったことを報告をできて、大変うれしく思っている」と述べた。