米大手書店Barnes & Nobleのウィリアム・リンチCEOは、自社が販売する電子書籍リーダー「Nook」の米国外における展開を視野に入れていることを発表した。
AmazonのKindleの対抗馬として最も勢いのあるNookは現在は米国内のみで流通、サービスを提供している。
米国時間24日に発表された新しいNookは6インチのタッチディスプレイを搭載しながらも重量はたったの210グラム。1度フル充電すればWi-Fiオフ時でバッテリーは最長2カ月間もつという。3G通信には未対応だが価格は139ドルとKindleの廉価版と変わらない。
リンチ氏はプレス・カンファレンスで「新しいNookは業界最高の電子書籍専用端末だ」と断言。さらに世界中から関心を寄せられていることに触れ、Nookの世界展開を模索中であることを明かしたが、詳細については言及しなかった。
この発表の前日には、カナダの電子書籍販売サイトKoboが独自の電子書籍リーダー「The Kobo Touch Edition」の発売を明らかにしたばかり。同機は「真に最初の国際的な電子書籍リーダー」を謳っており、英語のほかにフランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語に対応する。
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